元しくじり文系女Webエンジニア/現サポートエンジニアの雑記

転職してから投稿する気があまり起きないので少し放置気味。ごめんなさい。

2017年、印象に残ったライブ/フェスベスト3をざっと書く

はじめに

2018年もだいぶ過ぎたけれど、去年行った約14本のライブやフェスのうち、 最も印象に残ったものを忘備録もかねてざっと記録しておく。
(本当は2017年中に書きたかったのだが、叶わなかった。)

第3位:夏の魔物@川崎

夏の魔物」は2006年から青森で開催しているフェスである。
なかなかコアでディープなゲストが多く、
一度は行ってみたいと思っていたものの、
青森開催ということで関東在住の私にはハードルの高いものであった。

でも去年は川崎での開催。
これは行くしかないと思い、早割料金のうちにチケットを申し込んだ。

そして当日。
文句のない快晴。

広々とした川崎市東扇島東公園に到着後、
朝の「ロマンポルシェ。」がどうしても見たかったので、入口へと急いだ。
なぜどうしても見たかったかは第2位のところで書く。

入るなり、岡村ちゃんの「だいすき」が聞こえた。
???
いきなりテンションが上がったが、岡村ちゃんはこれには出てないはずだぞ?!

プログラムを見たところ、TV Bros.フェスボルタという出演者らしい。 なかなかクオリティの高い岡村ちゃんモノマネ。
ずっと見ていたかったが、ロマンポルシェ。が見たかったので、急ぐ。

そしてロマンポルシェ。の開始になんとか滑り込むことができた。 パフォーマンスに爆笑し、

・・・と書いているうちに、このブログがこのトピックだけで長文になりすぎる気がしたので、夏の魔物は次回に回すことにする。
中途半端だが、ここで失礼。

第2位:20160603 "Forever" KEN.MORIOKA@新宿ReNY

2016年6月3日に49歳の若さでこの世を去った森岡賢
彼のことは、友人が訃報をリツイートしていたことで知った。
普段、私は訃報があったからといってそのアーティストを聞き出すなんてことはしていない。
でもその時は、知り合いの中でも音楽に関するアンテナが特に優れている人たちがリツイートしていたことから、俄然興味を持った。
まずはminus(-)YouTubeで見て聴き始め、それからSOFT BALLETもすぐに聴きだした。 SOFT BALLETで初めて観た動画は「WHITE SHAMAN」のライブ動画だった。
イントロで手を左右に振り、曲の開始後も縦横無尽に動き回る森岡賢に、
釘付けになった。

生前を知らないというのにお別れ会に行っていいものか迷ったが、
行きたいという気持ちが勝り、行くことにした。

会場の新宿ReNYに開場とほぼ同時に入場し、開演を待つ。

開演アナウンスの「森岡さんは、楽しいことが好きでした。」というメッセージに涙。 でもライブが始まってからは、ひたすら楽しいことの連続だった。 特にうれしかったことは以下である。
本当はもう少し詳細を書きたいところだが、書くのにエネルギーが要りすぎるので概要だけでご容赦願いたい。
・「ご本人」石塚"BERA"伯広によるAMERICAとEGO DANCE
中村達也がドラムを叩くBODY TO BODY
・親友石垣愛の出演
MORRIE布袋寅泰、遠藤遼一のコメント
掟ポルシェの「遠藤健太郎」コス→これを見て、夏の魔物ロマンポルシェ。を見ようと決めた

他にも印象に残った出来事がたくさんあった。
出演者、スタッフの方々には感謝申し上げたい。

そういえば。 退場時にもらったパンフレットにデーモン閣下のお名前があったのだが、どこに出演していたのだろう?
閣下はツアーの真っ最中だったので出演は難しかったと思うが、コーラスの録音とかで出ていたのだろうか?
もしそうであれば嬉しい。

第1位:山下達郎気志團万博2017

この日は大雨だった。
野外フェスでの雨なんて一言でいうと最悪

せっかく楽しみにしていた日なのに、気分はどん底であった。

ところがこの日、今までで一番素晴らしいライブを目にすることになる。

気志團万博は2015年に初めて行き、余りにも感動したので、
それからも出演者が良ければ行こうと思い、
今回はユニコーン米米CLUB岡村靖幸岡崎体育、そして山下達郎が行く決め手となった。

山下達郎が登場した頃には、ひたすら降り注いでいた雨が少し弱まっていた。
定刻になり、ギターをかき鳴らしながら登場。
カッティングだけで空気が見事に変わった。
あんなに洗練されたカッティングは聞いたことがない。

選曲も見事なもの。
寒かったので、セットリストを変えてバラードをなくすという粋な計らいにより、 内面は熱く、燃え上がることができた。

特に「硝子の少年」には見事に心打たれた。
イントロのピアノの時点でおおっとなり、
気づいたら涙があふれ出ていた。

おまけに次に来たのは「アトムの子」。
途中にメンバー紹介があったのだが、コーラス隊の中になんと竹内まりやがいた。 あまりにも贅沢なコーラスに「やられた」と思った。

最後の「さよなら夏の日」でまた涙し、
雨か涙かわからないものを身体中から流し、
しばらく余韻に浸っていた。

山下達郎のミュージシャンとして人を楽しませる才能の豊かさ。
歌の上手さ、ギターの上手さ、楽曲のクオリティーの高さ、 人間性、すべてが一流の中の一流であった。
そしてサポートミュージシャンのレベルの高さ。

50回以上のライブを経験している私でもあれほど素晴らしいライブを見たのは初めてだった。

大雨で、おまけに風も少し吹いていたりしたが、
本当に行ってよかったと思った。
この日のことは一生忘れることはないだろう。

最後に

ライブに行った直後は感想が温泉のようにわき出てくるけれど、
それを文章化するのは思った以上にしんどいということがわかった。
この記事ももう少し細部まで書くつもりだったが精神が持たなかった。

ライブレポートを細かく書ける人は改めてすごいと思った。

・・・これだけしんどいと言っていても、やっぱり書きたくなるのだろうけど。